社長ってビジネスで成功すれば“スゴイ経営者”になりますが、成功しない社長は、ただの“プータロー”なのです。
この差って何ですか?
という話ですが答えは“マインド”です。
ちなみに、他の人にイメージさせることができると説得しやすくなる。
目の前に対象物があるわけでもないのに、イメージできるか?どうか?だけで説得効果は変わるのです。
“ZERO to ONE”という書籍を書いている
“ZERO to ONE”
シリコンバレーにおいての起業家として、投資家として圧倒的に成果を出しているピーター・ティール氏は、採用面接で必ず聞く質問があるそうです。
「賛成する人がほとんどいない、大切な真実はなんろう?」
そして、ピーター・ティール氏の考える正しい答えの形は、以下のようになるそうです。
「世の中のほとんどの人はXを信じているが、真実はXの逆である」
なぜ、これが大事かは、ぜひ“ZERO to ONE”を読んでいただきたいのですが
前向きに表現するなら、スタートアップ企業とは、あなたが世界を変えられると、あなた自身が説得できた人たちの集まりなのです。
プラス思考しすぎると反作用でマイナス思考が多くなる。
・何でやりたくないのか?
・何で出来ないのか?
・なぜ今の状態を維持し続けるか?
・何が重要なのか?
こういった世界、深いトンネルを抜け出さないと・・・これを解決しないとハッピーになれない。
でも、これをずっと握っている。
本当の、あなたは今、何を感じているか?
プラスとマイナス両方を見ているから、マイナスが消えていきマイナスの先に何があるのか?
そういう状況を見ていくのです。
ありのままを見る。
質問として「なぜですか?」というよりも「どうなるんですか?」と質問します。
なぜ?なぜ?だと無限に広がってしまうから・・・こういうことを考えていくのが
マイナスの葛藤を手放すか統合してマインドをニュートラルにする。
マーケットを動かそうとしても動かない。
お金や情報で顧客やマーケットは操れるという考えは微塵もなく
絶対に勝てる仕組みは内包しているが本当に心の底から顧客のためになることを実現したい!といった「正直さ」をベースにしていない限り世の中に受け入れられることはないのです。
お客様の役に立たないものは普及するはずがないのです。
商品やサービス、その使い方でさえ企業側には完全に予測できなくなっていて
商品開発はもちろん売り方、売れた後の利用法に至るまで消費者の声に耳を傾けるしかなくなっているのです。
マーケティングを学ぶと市場を「操作しよう」「動かそう」と思ってしまいます。
しかし、その感覚も古い。
企業自ら消費者の元に行って意見を教えてもらう立場にならなければいけない。
消費者に「教えてもらう」といった真摯な姿勢で得た情報を取り入れるのが最善で、集めた声をいろいろな形で経営に活かすのです。
ということで次回は
“組織と暗示”
という話をします。